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センス良き!柄

いよいよ春ですね♪
三連休はいかがお過ごしでしょうか?

さて、先日から「ひとえの江戸小紋は両面染め」のご提案をしておりますが、
今日はその「裏染め」の柄について少々。。。

裏染めの柄に「扇子」と「斧(おの)」の散りばめられた柄があります。
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実は先日、頼りになる伊勢型紙の問屋さんの若旦那さんからメールが届きました。

「ホームページの「秋草」の裏地にあった小紋ですが、「斧」は「よき」とも読みます。なので、“扇子よき=センス良き”の柄名はいかがでしょう」とのご提案。

なるほど・・・045.gif
そうなんです!

このような「語呂合わせ」を絵にしたような(「判じ絵」といいます)文様は、歌舞伎役者の『役者紋』に多くみられます。

江戸時代の最大の娯楽であった「歌舞伎」
文化・文政の頃には、歌舞伎役者はみんなのあこがれでした。
洒落た語呂合わせで独特なデザインの『役者紋』は、好きな役者とお揃いの柄をもちたいというファン心理もくすぐって、江戸っ子の間に大流行しました。

例えば、こちら
有名な“かまわぬ”文様は、七代目市川團十郎の創案といわれます。
「鎌(かま)」と「○(輪)」と「ぬ」を組み合わせた大胆で洒落っ気たっぷりの文様です。
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そして、こちら
七代目市川團十郎と同じころに活躍した、三代目尾上菊五郎が愛用した役者紋です。
「斧(よき)」と「琴」と、自分の名の「菊」で、“良き事聞く”と読ませるデザインです。
縁起かつぎが大好きな江戸っ子に吉祥文様として愛されました。
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ということで、若旦那さんのご提案をちゃっかり頂いて、この度、「扇子」と「斧」の柄を、洒落て、“センスよき”という名前にしました。

どうでしょう~。。。
ホームページでは、こちらでご紹介
 「萩とススキの江戸小紋」の裏染め『センスよき』 



ところで、
今日はとっても穏やかな過ごしやすい日です。
ホントに、いよいよですね~♪
東京でもの開花宣言があったそうです。
あと一週間ぐらいで桜が満開を迎えるのでしょうか。

そこで、ご案内です!
d0138852_16502740.jpg4月5日までの桜の季節
東京ミッドタウンで、『Midtown Blossom 2009』という“春を祝う”イベントが開催されています。
“桜×着物”をコンセプトにした「桜カフェ」では、楽しそうなコンサートなどもあるそうです。
そして夜には、“桜×光のアート”「SAKURA STORY」と題した、夜桜のライトアップが行われるようですよ。楽しみですね。

『Midtown Blossom 2009』の詳細はこちらから

着物で行くと色々楽しそうな特典もあるみたいですので、桜の季節のお出かけに、ちょっと良いかも^^vです。
お天気が良い日にお出かけになってみてはいかがでしょう~

お店の中ばかりいますと、なんだか季節が早く過ぎ去るみたいで・・・
私もお花見したいワ~!
なので、そのうち、「夜桜」にはぜひ出かけてみたいと思います。
うふっ001.gif

しかし、本当に!
着物日和の春の日には、お出かけがとっても気持ち良さそう~、ワクワクします。
しばらく、この春をたくさん満喫いたしましょ~ね056.gif
by someichie | 2009-03-21 16:37 | 江戸小紋の文様