染一会いろいろ「お客様写真集」

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紬に江戸小紋を染める

 2010年2月20日発売の雑誌『美しいキモノ』で(当店の紹介内容はこちらクリック) 、玉糸紬の白生地に染めた江戸小紋が紹介されたのを機に、このほど、その色違いを染めました。
 
 江戸小紋は本来、ちりめんのしなやかな生地に染められた着物です。
 カジュアルなお出かけから、帯次第でフォーマルな席にも気おくれすることなく、さらに紋を入れれば略礼装になるものもあり、大変重宝な着物です。
 
 江戸小紋好きのお客様の中には、あまり紬は着ません!というお声もちらほら。。。
 でも、楽しいお着物ライフ、紬だってたまには着てみようじゃないですか!?
 なんといっても、着ていても丈夫でハリのある感じが安心感を与えてくれます。
 ということで染めた、いわゆる「後染めの紬」です。

 先染めの紬に比べると、さすが江戸小紋!
 単なる洒落着というだけでなく、ちょっとしたパーティにもOKの素敵な仕上がりになりました。 

 こちらが、つい昨日染めあがってまいりました「玉糸紬に染めた竹節文様江戸小紋」 emoticon-0148-yes.gif
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 この反物の詳しいご説明は、こちらをクリック^^v

 この色違いを店長がお店で着ています。
 店長の感想:
 思ったより硬さがなく、結構しなやかで肌にそうのでビックリ。何度も着ているほどに着やすくなります。それでも生地にハリがあるので、いつもの江戸小紋と違って、なんとなくお尻やお腹ポッコリの体型が隠れてくれるのが、ちょっと嬉しい^^
 織りの帯もあわせられるので、江戸小紋に合わせて持っている帯がそのまま使えて良い良いです^^v

 

 また、こちらは、真綿紬に染めてみました。「雪輪文様の江戸小紋」です。
 この節の多い生地に、こんな細かい文様を染めてしまうのが、とっても憎い逸品です。
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 さらに、こちらは、ツルンとした大島風で、ところどころに少し節のある紬地に染めた、「極)変わり麻の葉文様の江戸小紋」です。このシックでカッコ良い紬は、お仕事シーンにも使えそうです!
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 どうでしょう~?

 いつもの「ちりめん地」とは一味違いますが、ぜひ一度手触りなどを確かめて見て頂ければと思います。
 
 雨の心配な単衣の季節などには、丈夫で繊細な、江戸小紋染めの紬がとっても重宝しそうですね^^v

 もちろん、通常の「お誂え江戸小紋」と同様に、生地の種類と色柄を選んで頂けましたら、お誂え染めを承ります^^v

 どうぞ色々ご相談くださいませ。
 
 

 

 
 
by someichie | 2010-02-27 18:14 | 江戸小紋のお誂え | Trackback | Comments(0)

江戸小紋で「コート」をつくりましたよ!K様のおあつらえ♪

 昨年末にお客様からお問い合わせ頂きました、 「江戸小紋でコートはできますか?」 とのご質問に、できます、できまぁす!!と、このブログでもご案内してから、こんな素敵なコートをおつくりになられた、K様の江戸小紋「大小あられ」柄でつった被布衿コートです。

 被布衿(ひふえり)つきの道行コートです。
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 被布衿コートは、江戸末期に武家の女性から一般にも広まり明治大正期まで着られていたようですが、昭和になってからは「道行コート」が主流となりました。
 でもこのほど、少し前の大河ドラマ『篤姫』の影響からか密やかに人気が出てきました。
 背の方に折り返して着る丸い小衿がかわいらしくて、でも、ちゃんとしている感じが大人の女性にも良く似合います。

 今回の被布飾りは、花弁6枚の清楚なタイプをおつくりしました。
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 飾りがあっても、なくても、ご自分でチョチョッと縫い付けたり外したりして頂けます
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 ご希望で「被布衿」は取り外し可能にすることもできます
 つまり、衿をホックで付けたり外したり、外したら「道行コート」に!というお仕立ても可能です。

 コートの色柄は、お好みの色で、当店でご用意しています江戸小紋の柄でしたら、どんな色柄でもおつくりすることができます。

 今回のお客様の色柄は
 色は、羊羹色(ようかんいろ)の地色に、浅紫色を目色に入れて2色染め。
 一般的には目色が白く抜ける江戸小紋ですが、コートでは白いとちょっと…という方には2色染めをご提案しています。2色染めの「お試し染め」も承っておりますので、どうぞお気軽にご相談くださいませ。 
 柄は、「大小あられ」です。(なんと、「篤姫」様の故郷、薩摩島津藩の定め柄です^^)
 はんなり粋な素敵なコートが仕上がりました。
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 こんな寒い季節にはコートは必需品ですね。肌寒い春先まで大いに活躍してくれそうです。。。
 ※たまにご質問を受けるコートの時期ですが、11月の紅葉のころから3月下旬の桜の頃までかな^^v

 この冬は我慢しちゃったけれど、良く考えてみたら手持ちのコートがくたびれてきていたのよね・・・次回はぜひコートを新調したいわ!とお考えのお客様、どうぞぜひ、
 「江戸小紋でコート」はいかがでしょうか?  
 
 
by someichie | 2010-02-18 15:31 | お客様のお誂え写真集 | Trackback | Comments(0)

八掛にもこだわって!型染めでお誂え ♪

 表地だけでなく、八掛にも江戸小紋をお染めできます! 

 お客様から「八掛にも力を入れてください!」「八掛の型染めの柄を増やしてください!」などなど、これまでにも色々とご提案やご意見を頂きまして、まことにありがとうございます。
 そしてこの程、八掛にも表地の柄を染められた第一号のお客様の反物が染めあがりました!
 
 これを機会に、八掛にも江戸小紋を染めよう~!!を積極的にご案内してまいろうと思います。
 もちろん、八掛の生地に、表地と同じ型紙を置いて、同じように手付けで型染めをいたします。
 ツルツルする八掛の生地の型染めは難儀なのですが、それでもやっちゃいます^^v

 この程染めあがったY様の江戸小紋、表地は「通し」八掛は「宝尽くし(2)」です。
 ちょっぴり華のある深い墨色(藍下黒色)の「通し」文様、かっこいい江戸小紋の裾からは、チラチラと可愛い「宝尽くし」がのぞきます。
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 ※江戸小紋はとっても細かい柄ですので、「八掛」に染めて仕立てると、袖口や裾のわずかに八掛がのぞく「ふき」の部分に白い点々の柄が出てしまいます。「いやぁ~それはよろしくない!」という場合、「額縁」と申しまして、袖や裾に使う部分については、柄の周囲を無地染めにします。(料金はかわりません)


 さて、「表地×八掛」の江戸小紋、皆さまならば、どんな組み合わせがお好みでしょうか~?

 ☆表地「鮫」×八掛「梅の花」 
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  ☆表地「行儀」×八掛「折り鶴と宝尽くし」 
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 ☆表地「お召十」×八掛「文字文様(恵比寿大黒七福神)」 
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 ☆表地「フランス縞」×八掛「大小あられ(1)」 色を変えてもステキ!
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 ☆表地「極鮫」×八掛「宝尽くし(1)」  
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 ☆表地「極通し」×八掛「茶道具」  これならお茶会でも着られそう~
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 ☆表地「万筋」×八掛「鮫」 なんてのも出来ちゃいます!
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 まだまだ、組み合わせは、色柄とも無数に、自由自在でございます。
 私なら、こんな風にしてみたい! そんなご意見、またお聞かせ下さいね^^v

 八掛染めの詳しいご案内はホームページにて
 「八掛も型染めでお誂え」をご覧下さいませ(こちらをクリック) 


 さぁ~これでまた、お誂えの楽しみが増えました!
 「おあつらえ」は奥が深~いのです^^。 
 この際、トコトンお楽しみ下さいませ^^v

by someichie | 2010-02-10 18:07 | 江戸小紋のお誂え | Trackback | Comments(0)

春の錦のような長襦袢!新入荷です。

 この程こんな素敵な『長襦袢』が入荷しましたので、ぜひご覧ください!
 京都の「あさみ」という問屋さんのオリジナルの長襦袢です。
 お袖の「袖口」と「振り」から、とっても可愛い刺繍がチラチラ覗くデザイン、そしてハリのある型崩れしにくい生地が評判の長襦袢です。 

 雪の季節ですが、春はコツコツと近づいてまいります。
 桜が咲く頃には、着物の内側にもお洒落をしてお出かけしたい、楽しい気分が盛り上がる、春色の長襦袢はいかがですか?

 お色は2色、「桜の薄紅色」「柳の若草色」です。

 見ごろと袖口の模様が違います。
 見ごろは「市松(石畳)」模様、袖は袖口と振りに刺繍があります。
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 そして、まずこちらは「桜の薄紅色」です。
 薄紅色とクリーム色の市松模様の見頃です。
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 袖口には「桜の花」と「うさぎ」の刺繍。両方の袖口に刺繍があります。
 また「うさぎ」!?と思われるかもしれませんが・・・
 延命長寿、家内安全、美人祈願のありがたいご利益があり、長い耳で良い情報もキャッチできるし、温厚で皆に可愛がられる、「兎」は全ての女子の心強い味方です!
 でも「桜」は春しか・・・、そんなことはございません!日本を代表する花「桜」は、五穀豊穣、富貴繁栄をもたらしてくれる季節を問わず身につけたい文様です。
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 袖の振りには、「桜」と「楓(かえで)」の刺繍。右の振りが「桜」、左の振りが「楓(かえで)」です。
 「楓」は蛙の手に似ていることから「蛙手」と呼ばれ、蛙は「還る」に通じる縁起もの。それに季節によって色を変え人を喜ばせてくれる「楓」は、たくさんの幸福を招いてくれるようですよ!
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 次に、こちらは「柳の若草色」です。
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 袖口と振りの刺繍は「薄紅色」と同じです。
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 古今和歌集にこんな句があります。
 『見渡せば 柳桜を こきまぜて みやこぞ春の 錦なりける』(素性法師)
  (見渡せば、柳と桜を取り混ぜて、都は春の錦のようだ)
 
 寒い寒い2月ですが、そんな春が待ち遠しいですね。

 春を待つ間に、ぜひお手に取ってご覧頂きたい、肌触りの良い、可愛い可愛い長襦袢は、
 お仕立て前で57,500円(税込)
 


 どうぞお気軽にお問い合わせ下さい!!

 「小物が買えるブログ」では、この長襦袢をお買い求め頂けます。
 手元でご覧になりたいけど遠くてお店に行かれない!という方でも、こちらをクリックして、お手続きをしてください。


※現在お店には上記の2色の在庫がございますが、他に「グレー」と「薄茶」がございます。お取り寄せができますので、どうぞお問い合わせくださいませ。


 
 
 
by someichie | 2010-02-02 17:03 | 着物まわり | Trackback | Comments(0)