染一会いろいろ「お客様写真集」

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菊文様特集

 いよいよ、お彼岸も過ぎると本格的に“秋”がやって参ります。
 そろそろ着物でお出掛けが気持ちの良い季節です。

 日本の花、春が“桜”なら、秋は・・・“菊”

 ということで、『今月の文様』では、“菊文様”をご紹介しています。

 「菊」は「桜」以上に大変たくさんの文様の種類があります。
 日本の花「菊」は、秋から冬~春、一年を通じて長い間お楽しみ頂ける文様です。
 ホームページでは、様々な菊の文様をご紹介していますので、
 ぜひご覧になってみてください。

菊菱文様
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桐と菊文様
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むじな菊文様
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雪輪に菊文様
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 菊の花は太陽の光に似ているといわれます。

 野菊から大輪の菊まで、放射状に花びらをつける様が太陽のようだからです。

 誰をも元気にしてくれる、笑顔を絶やさず平和を愛する、菊の花はいかがですか?
by someichie | 2009-09-25 17:18 | 江戸小紋の文様 | Trackback | Comments(0)

こだわりの洒落紋に挑戦!

 当店で紋を入れられる方の多くは、江戸小紋五役(鮫、行儀、通し、大小あられ、万筋)に「縫い紋」「一ツ紋」をお入れになる方が多いです。

 でも、たまに「洒落紋」をご注文下さるお客さまもいらっしゃいます。
 洒落紋の場合は、着物の格を問わず、バラエティ豊かなデザインでお入れ頂くことができますので、とっても楽しいお誂えになります。

 今回のN様のお誂えは、ちょっとすごい作品に仕上がりましたので、ご紹介したいと思います。

 「洒落紋」をお入れする場合、当店では、出来あいの見本帳の中から選んで頂くのではなく、当店でご用意しています事例集を参考にして、お客様のお入れになりたい、花や干支などのお話をお聞きして、デザインの下絵をおつくりして、お見積りという段取りになります。

 N様のご希望は・・・

 先ごろ、16年間一緒に過ごしてきた大切な家族「クリスティ」ちゃんを亡くされた、とのこと。
 ことにお嬢様とはとっても仲良し姉妹で、いつも一緒に過ごしてこられたとのこと。
 なので、クリスティちゃんの面影を残したいワ。。。
 それでね^^・・・色々考えたんだけど「犬」+「竹」=「笑」ってどうかしら!?
    (竹かんむりに犬と書いて「笑」という字になるという判じ絵です)

 ということで、お写真をお預かりして、クリスティちゃんに竹をあしらった紋をデザインすることになりました。
 こちらが、クリスティちゃんです。
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 しかし、紋やさんというのはデザイナーさんではないので「下絵」はこちらで用意しなければなりません。
 絵心があるとはとても言えない店長ですが、ご家族のお気持ちに応えるべくなんとか頑張りました!
 一晩中クリスティちゃんと語り合いながら、下絵の下絵?のような図案を書きまくりまして、最初に出来上がったのがこちら
 クリスティちゃんの写真を忠実に再現することにこだわって書いたA案です。
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 ここまでできるのに何十枚も試行錯誤したため、いつの間にかデザイナー気分になり、ついでに書いたB案です。これは・・・クリちゃんから離れてしまったようで・・・反省!
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 N様にお見せしたところ、やっぱり!A案の下絵で紋やさんにお願いすることになりました。
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 さぁ~どんな洒落紋となって出来上がってくるのでしょう。。。
 楽しみにドキドキしながら待つこと、(お仕立て+紋入れ)およそ2ヶ月。
 先日やっとN様に納品させて頂きまして、恐る恐る感想を伺いましたら、「かわいいです!OKです^^v」とのお言葉を頂きましたので、早速ご紹介します!
 こちらです。
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 実際の大きさは約30㎜ぐらい。このぐらいかな?
 普通の紋が約21㎜ですが、洒落紋は刺繍が複雑だったり色が多種類だったりするので、だいたい30~38㎜程度です。
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 着物の色ともマッチするキュートな洒落紋が完成しました。
 お母さまにもお嬢さまにも、何とか喜んで頂けて、ホッといたしておりますところです^^;


 ところで、実は・・・
 このお着物の柄にも、もう一つのドラマがあります。

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d0138852_1916374.gif どうしてかと申しますと、この柄、「氷割りに桜」の文様ですが、桜の花の中に描かれている文字は、N様のお嬢様のお名前の一文字です。
 え~っ、どうしてそんなことができるの!?
 それは、お母様が彫られた型紙で染めてあるからです。
 え~っ、彫ったって???
 実は、ご主人様のお仕事の関係で三重の伊勢型紙産地の近くにお住いになったことがあるそうで、その折に当店のHPでもご紹介している、伝統工芸士・内田勲さんのところで型紙彫りを習われたそうなのです。
 
 これだけの型紙を彫りあげられるなんて、中々の腕の持ち主です。
 驚きです!
 びっくりです。

 お店をはじめてこれまで、このような体験は初めてで、『お母さまの心のこもった素晴らしい作品づくり』に当店も参加させて頂くことができ、大変心に残る仕事になりました。

 いつの日か、お召しになられましたお嬢様にお目にかかるのが楽しみな店長です^^
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 お客さまだけのたった一つの「洒落紋」はいかがですか?
 心に残る思い出、大好きなお花、幸せになれる縁起物、身を守ってくれる干支・・・etc
 ご相談、お見積り、どうぞお気軽にお申し付けくださいませ。


 もちろん、「下絵」は、お客様がお描きくださいましてお持ち下さいましたら、より一層ご満足頂ける「洒落紋」となるかと存じます。
 絵はちょっとね~、とか、良いわよ任せるわ!の場合は、わたくし店長のむら、心を尽くして努力いたします^^v
by someichie | 2009-09-16 19:25 | 紋入れ | Trackback | Comments(0)

USAGI

 お月さまの美しい季節になりました。
 秋の“お月さま”と言えば、“月見うさぎ”
 ということで・・・
 本日入荷いたしました、 『月見うさぎの半衿』『うさぎの帯揚げ』を早速ご紹介!
 どちらも、「加藤萬」今秋の新作商品です^^

 うさぎ好きな皆さまには、思わず手が出そう、うふふっな一枚いかがでしょう~

 まず、月見うさぎの半衿です。うふっ^^
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 月見ですか?と言われそうですが^^;
 このうさぎときたら、三日月を背に小舟でゆらゆら遊んでいるみたい^^
 満月がきたら、月にお餅つきに帰らなければならないので、ちょっとの間ひと休み!といったところでしょうか。。。

 正絹の刺繍半衿、お色は三色です。
 「白」「淡いグレー」「ほんのりクリーム」
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 今なら三色揃っていますので、ぜひ見にいらして下さいね。
 お値段は各10,500円です。
 手刺繍なので、ちょっとずつ表情が違うのも見逃せませんよ!

 そしてそして、こちらは秋色で輪出しのうさぎ帯揚げです。うふっ^^
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 絞りのうさぎさんが、あちこちに飛び散って描かれていまして、みんな太さも表情も違うので面白くてかわいい帯揚げです。
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 今のところ四色ありますが、ちょっと渋みのきいた、これからの季節のアクセントカラーとして、とてもきれいな帯揚げです。
 帯と着物の間にチラリとうさぎちゃんが見えるのが、ちょっと素敵です。
 お値段は各14,000円です。

 うさぎは月では不老不死の霊薬をつくり、月の宮殿に住む天王の使者とされているそうです。
 素直で温厚で、ぴょんぴょん飛躍をあらわす「うさぎ」の文様は、家内安全、延命長寿、そして美人祈願のありがたいご利益があるそうです^^v


 うさぎは特に季節を選ばない文様ですが、でも、秋のお月見の季節にはちょっと「うさぎ」柄に惹かれます。
 うさぎさん達が月に帰ってしまう前に^^どうぞお早目にご覧になりにいらして下さいませ~!

※お取り置きご希望の方は、ご一報くださいませ。
by someichie | 2009-09-11 15:05 | 着物まわり | Trackback | Comments(0)

フランス縞でお誂え

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 随分涼しくなりましたが、でも日中てくてく歩くとちょっと汗ばむ秋晴れの日、ひとえの季節です。
 またまた素敵なお客さまが訪ねて下さいました。

 夏の間にお誂え下さった、ひとえの江戸小紋。
 縹色(はなだいろ)フランス縞文様 江戸小紋
 すごくキレイです。
 とってもお似合いです。。

 日本舞踊の先生をなさっているお客さま、玄関先でお迎えして、その美しさに息をのむほどでした。
 でも、顔写真はやめてやめて、恥ずかしい~ということで、残念無念!
 お嬢様のお話によると「ママが持っている着物の中で、これが一番ママに似合う^^」とのこと。
 ご本人にもとてもご満足頂けて「これからしばらくジャンジャン着ますね~」なんて、本当に本当に嬉しいです。
 やはり着物は、こうして着て頂いてはじめて命が与えられるのですね・・・と今更ながら実感いたします。
 ホント^^今日も良い日でした。
 ありがとうございます。
 

 ホームページではこちらから
by someichie | 2009-09-11 00:00 | お客様のお誂え写真集 | Trackback | Comments(0)

秋です! “おあつらえ”はじめませんか?

 まだまだ日中は汗ばむ程の残暑が続いていますが、朝晩はめっきり涼しくなってまいりました。
 皆さま如何お過ごしでしょうか?
 近頃では、ホームページや、このブログを見て下さる方もちょっぴり増えてきて、嬉しい、嬉しい、この頃です。

 でも、はじめてホームページを見て下さると
 「おあつらえって?どうやってやるのかしら?」
 「45色450パターンの色柄見本ってどうなっているのかしらぁ~?」
 「たくさんありすぎて、選べそうにないわぁ~」

 なんて、ご感想をお持ちになる方もいらっしゃるようで・・・

 ですので、今日は、当店の色柄見本やお誂えのし方など、少々ご案内しようと思います。

 まず、店内には本当に豊富な色柄見本があります。
 たとえば、壁面には、その週の七色をこんな感じでディスプレイしています
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 そして、お店のまん中にある大きなタンスの1段目の引き出しには、たくさんの色の巻物が・・・
 45色のお見本です。

 紅・紫・藍色系 など
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 茶色系 など
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 緑、鼠、墨色系 など
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 それぞれの巻物は広げるとこんな感じで、地色ごとに約3メートルの長さがあり、30cmごとにいくつもの種類の柄が染めてあります。
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 柄は地色によっておすすめの柄が染めてありますが、「鮫」「行儀」「通し」「縞」「あられ」などの江戸小紋五役は、いくつもの色に染めてありますので見比べることができます。
 柄の総数は約150ほどあるでしょうか^^

 「いや、ダメだわ!そりゃ選べない」
 いえいえ、そんなことは全くございません!


 ご来店後およそ30分~1時間ほどでお好きな色柄の候補がおおよそ見つかるようにお手伝いしております。
 「見当もつきません!」とお帰りになられた方は、開店以来今のところいらっしゃいませんので、どうぞどうぞご安心くださいませ。^^v


 店長のお見立てが、というよりも、お客様のお好みや、着て行く先、お手持ちの着物や帯、色々な四方山話をしている間に、自然とお客様ご自身が候補の色柄を見つけられることが殆どです。
 大丈夫です!!
 お客様がお話しして頂きやすいよう、ちょっぴり関西系の店長がとっても気さくにお相手させて頂いてます!

 そして、さらに
 このような白衿をつけて頂いて、鏡の前でお顔映りを確かめて頂きます。
 すると不思議、意外な色が似合うことにビックリなんてことも少なくありません。
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 そこで、この色が一番似合うのに、欲しい柄が見本に染まっていない!なんてことになりましたら『お試し染め』です。 (詳しくはこちらをクリック)
 ぴったりの見本がなくても、『お試し染め』で確認してからご注文頂くことができますので、安心です。

 お店の奥の和室では、テーブルの上にあれこれ広げて頂いたり、畳に座ってくつろいで頂いたり、お着物でいらして下さった方は着くずれ直しもして頂けます!
 ご来店頂けます場合は、1時間強のお時間を頂けますと、安心してゆっくりくつろぎながらお楽しみ頂くことができます。
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 何度も申しておりますが、“入ったら買わずに帰れない”ような雰囲気は一切ございません。
 まずは皆さま “お下見” です^^v

 そろそろ、お着物のベストシーズンがやってまいります。
 当店の『おあつらえ』は、染めに3週間~1ヶ月(万筋は2ケ月)、それから仕立てに3週間~1ヶ月かかります。トータルで1ヶ月半~2ケ月(万筋は3ヶ月)です。
 『お試し染め』をなさると、その前にプラス2週間が必要になります。
 ですので、どうぞ早め早めにご計画下さいますよう。

 
 気持ちの良い秋の日には、ぜひ、まずは“お下見”にいらして下さいませ!

 玄関でお履き物を脱いで頂けなければならなくて、ちょっと大変なご面倒をおかけしてしまうのですが、その分、足も休めて頂けますので、どうかごゆるりと。
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 お目にかかれますのを楽しみに、お待ち申し上げております^^
by someichie | 2009-09-07 18:05 | 江戸小紋のお誂え | Trackback | Comments(0)